コラムcolumn

ケトン体って? ①

クラウド整体師養成スクール健康コラム

 

ケトン体って??

 

前回は、糖質制限のやり方について紹介しました、

今回は、その糖質制限にとって、とても重要な役割を担う、ケトン体と脂質、たんぱく質の関係を説明していきます。

 

人間の体には三大栄養素が必要とされています。「炭水化物(糖質)」「たんぱく質」「脂質」の3つですね。

この中で一番エネルギー変換効率が高いのが「炭水化物」になります。「炭水化物」は細かく分解していくと、ブドウ糖という成分になります。このブドウ糖は脳のエネルギー源であり、脳関門とういう、脳への道を唯一通ることができるエネルギー源とされてきました。だから、炭水化物はとても重要なエネルギー源として考えられてきました。

 

しかし、最近の研究で、脂肪酸から作られる「ケトン体」も脳関門を通る事が判明しました。ケトン体は、ブドウ糖が枯渇したときに脂肪内の中性脂肪を材料として作られる物質です。つまり、ケトン体はブドウ糖と同じく、体や脳のエネルギーになるわけです。

このケトン体をエネルギー源として動いている状態をケトーシスと呼びます。

ケトン体を出すことに特化した食事制限が糖質制限であり、最近では「ケトジェニック」と呼ばれています。

 

基本的には、糖質制限や、断食(48時間以上)をするとケトーシスの状態へ移行していきます。

 

少し前まで、このケトーシスの状態は体に悪いとされてきましたが、最近では、ケトン体は体に良いとされています。ケトーシス状態のがん患者の腫瘍が小さくなったという研究結果も発表されていますし、妊婦やお腹の中にいる赤ちゃんのケトン数値は高いことも判明しています。

 

よく考えてみれば、人間は元来狩猟民族であり、一説では肉食動物であったともされています。その人間が農作物を作り始めてまだ1万年ほどです。さらに、現在のような糖質の摂取量が高い食事になったのは、ここ50年ほどのことです。それ以前に、誕生してからの約700万年は狩猟を続けていた人間にとって、糖質が体に入らない状態こそがむしろ普通とも考えられます。

 

このケトン体自体は酸性のため、過剰に発生すると、血液が酸性になり(ケトアシドーシス状態)、体調不良につながりやすいものの、通常の糖質制限によって、ケトアシドーシスの状態になることはかなり考えづらいです。

 

特別な病気(1型糖尿病)などでない限り、ケトアシドーシスの状態は起こらないでしょう。(ある実験では、1型糖尿病も糖質制限で改善が見られたともあります。)

もしも、ちょっとした糖質制限でケトアシドーシス状態になってしまうのならば、石器時代のうちに人間は滅びているはずです。

また、妊婦やお腹の中の胎児はケトン体数値が高いことが分かっています。ケトン体が出ている状態を悪とするならば、妊娠を全て禁止しなければなりません。しかし、そんな事考えられませんよね??

 

こういったデータをもとに、現在ケトン体は体にとって有益であるという考えが強くなってきており、ケトーシス状態を保つことによって、様々な疾患やアレルギーがなくなるという事も分かってきています。

 

このケトン体を作り出す為に大切になってくるのが三大栄養素のうちのひとつである「脂質」です。

また、それとともに体の筋肉を保つために必要なのが「たんぱく質」になるわけです。

 

次に続く

 

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